刹那の星

もし、私が裕福な家庭で育ったなら
もし、私が私を大切にする人と結婚していたのなら、
私は私の夢を成就できていたのかな。
そのまま、何にも邪魔されることなく
私は私のしたい事だけに集中できていたのかも

けれども、
今の私が感じる幸せは
たぶん無理。
冷たい風の中、一生懸命走って走って
植物園の温室に入ると
植物たちから立ち昇る蒸気と匂いに包まれて
泣きそうになる。
お花が周りにいるだけで幸せ。

もう、今は私一人だから
生きるためには生きてない。
最後ぐらい好きな事させてって。
やっとそう思える時が
私の人生に巡ってきた。

私の心の中にあるこの世界は
誰にもわかってもらえないかもしれないけれど
子供じみてるって思われるんだろうけれど
最後ぐらい好きにさせてって。

私はあまりに奪われすぎたから
もう間に合わないかもしれないけど
もし、間に合わなくっても
私は、持っていくつもりでやってる。
この地上での一刻一刻を取りこぼさないように。
クリスマスツリーのお星様みたいにね

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です