蘭の香り備忘録

カトレアの香り成分が時刻により変化することが、Ran Jらによって確認されていて彼らの実験では、
Rhyncholaelia.Ports of Paradise  ‘Gleneyrie’s Green Giantは、
(グリーンと黄色系花を着ける品種の重要な交配親品種 Rlc. Fortuneと、高温と強光を好む原種 Rl. digbyanaとの特殊交配によって生まれたグリーンコンカラー極大輪系)
昼の12時から12時半ではリナロールが52%でtrans-β-オシメンが28.6%ですが、
16時からの30分ではtrans-β-オシメンが52.3%でリナロールは1.8%、
朝8時からの30分ではリナロールやtrans-β-オシメンが少なく、
シクロヘプタトリエンが45%になりました。夜はあまり香らないけれど、
Rhyncholaelia digbyanaのように主に夜によく香る蘭もある、とのこと。
(Ran J ら、2015 Constituent compounds of floral scent in Rhyncholaeliocattleya Ports of Paradise
“Gleneyrie’s Green GIant”: a cultivar of Cattleya. Chemistry of Natural Compounds. 51:369-371)

以下、京都府立植物園で出会った蘭たちの香りについての個人的な感想。

デンドロビウム
ジャクリーントマス ツツジのような甘い香り

Dendrobium ‘Jacquelyn Thomas’


マキシラリアクルティベス
バニラ香にフルーツ
没入に入る前の目眩を起こさせる香り

Maxillaria curtipes

オンシジウム シャーリーベイビー
スイートフレグランス
バニラ香に華やかさが加わる。マキシラリアクルティベスより高く

Epidendrum stamfordianum

エピデンドルム スタンフォーディアヌム
ローズ香 咲進むに連れて甘酸っぱいベリー
緩める作用

そしてこの子、pingpong tree
すごく不思議なカタチで、
パウダリーで甘い甘い香り🌸✨✨
こんな香りのお化粧品があればいいのに。

この小さなお花の中空は、
神様の神殿のパウダールームで、
淑女達がメイク直ししてるの🌸✨

Sterculia nobilis

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